2016年09月26日

KBT・ケンブロックターン続編!

パイロンターンやフリーターンとKBTの最大の違いは、回転する位置を指定されるか否かというところ。パイロンを回る360°は、小さく回るか、タイヤのグリップの範囲内で速く回れる回転半径でその場で回る。KBTは、その場で回るのではなく、ゴールラインに近づきながら弧を描く。問題は、そのライン・軌跡のみ。

KBT2.jpg

KBTが出されたら、まずKBTが無い場合のそのセクションのベストラインを引き、そのライン上をベースに車両の特性に沿った回転をする。車両の重心Gが回りながらゴールラインに近づいていくイメージ。その場で立ち止まって回転はしない。

添付の左図で4駈だとすると、島の横を抜ける時にはアクションを始めている必要があるかも。全日本名阪と同じ。回り切るのは、CP・クリッピングポイント手前目標。CP以降は、KBTが無い場合と同じ車速を目標としてその後の直線でのロスをなくす。CP付近まで頑張ってくると如何に巧いドアターンを決めても次の直線を含めるとトータルで遅くなる。緑色のラインは、イメージで実際の目標ラインではありません。イメージ。指定された範囲が小さくなるにつれて、回り終える位置がCPより後になる事もあり。条件は皆同じなので次のセクションで不利にならないように組み立てる。

右図の場合は、バスストップ以前でターンをする限り、ターン前後で2度ブレーキを踏むことになるので、1度しかブレーキを踏まないように尚且つ、左の図と同じようにCP以降の速度が、KBTが無い時と同じ速度になるように加速できるところで回り切るような位置でアクションを起こして回り始める。回る位置が指定されている訳ではないので、小さく回る必要はなく車両の重心がゴールに近づいていくように回る。あくまで目安です。






posted by 部会 at 22:11| 日記